組織案内
こんにちは、鹿児島県教職員組合です。
鹿児島県教職員組合(KJTU)は憲法28条にもとづき、行政当局と対等な関係を保障された団体です。1947年12月に結成されました。
学び合うKJTU
1947年12月結成、1949年には、KJTUは第1回教育文化祭を開催しました。現在は、毎年10月下旬から11月上旬に、鹿児島県高等学校教職員組合とともに鹿児島県教育研究集会(県教研)を共催しており、2022年で「第73次」を迎えます。KJTUは、「教育内容」「国民の教育権と教育」「職場・地域教育運動」の3つの領域に19の分科会※を設定しています。
領域 | 分科会 |
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教育内容 | 日本語教育、外国語教育、社会科教育、算数・数学教育、理科教育、図工・美術教育、音楽教育、技術・家庭科教育、保健・体育、総合学習・「生活科」と教育課程・評価 |
国民の教育権と教育 | 自治的諸活動と生活指導、障害児教育、選抜制度と進路保障・青年期の教育、人権教育、平和教育 |
職場と地域教育運動 | 職場の民主化とPTA・地域住民との連携、教育条件整備の運動と過疎・過密・へき地の教育、子どものいのちと環境問題 |
教研活動は、KJTU運動の柱の一つです。
分科会では、学校現場での実践を話し合います。「こんなことに悩んでいる」「こんなふうにとりくんではみたものの、果たしてどうだろうか」などたくさんの課題があります。一人の実践では子どもにどのように届いているか不安でも、集った仲間と話し合うことで、子どもの考えを引き出す方法や、学校行事、教育課程などについて、いろいろな考えを学ぶことができます。
県教研では、全国教研への参加者を決定します。
各支部におけるとりくみ(とりくみ教研・本教研・還流集会)
とりくみ教研では、子どもや学校の現状を率直に出し合い、子ども・学校・地域の課題等を明確にします。本教研では、とりくみ教研で持ち帰った課題に対する実践をリポートにして語り合います。還流集会では、全国教研・県教研に加え、九協※1や各専門部※2の研究集会などを還流します。
平和を求めるKJTU
いのちと健康を守るKJTU
地域とともに歩むKJTU
子どもは、地域と家庭と学校が協力し合って育てるものです。KJTUはそういう考えのもと、「教育対話集会」「母と女性教職員の会」「市民の集い」「民主教育を守る県民会議」などの活動を行っています。
もしもの時のKJTU
KJTUは、鹿児島市に本部、各地区に支部の教育会館があります。職場で困ったことがおきたとき、誰かに相談したいとき、ご連絡をいただければ、ともに対応を考えます。
※1 九協:日教組九州地区協議会の略称です。日教組に加盟する九州圏内の教職員組合で構成されます。
※2 専門部:KJTUには、青年部、女性部、障害児教育部、養護教員部、事務職員部、栄養教職員部、臨時的任用教職員部、書記職員部があります。