熊本被災地ボランティアの報告

熊本被災地ボランティアに参加して

姶良伊佐地区支部 書記長 東  彰

私は、第4ターム(6月14~18日)に参加させていただきました。鹿児島中央駅より新幹線に乗り熊本駅へ行く途中、辺りの景色を注視しながら手にはカメラ。新幹線も通常運転ではなく臨時便で、しかもスピードを落としての走行でした。
 熊本駅に近づくにつれ、ブルーシートがぽつぽつと見えるようになりました。異常な興奮を覚えました。
いよいよボランティア開始。私は、日勤スタッフとして熊本市の西原中学校へ派遣されました。体育館に入ると、簡易ベッドが並べられており、その上にはほこりよけのブルーシートがかけてありました。夜勤と違って、ほとんどの方が仕事に出られた後での活動になります。この体育館内は、それぞれの仕切りのない、プライベート空間が一切ない避難所でした。地震直後は600人ほどこの体育館で過ごしていたそうです。プライベート空間とか言っている場合ではなかっただろうと思います。そして少しずつ帰るところを見い出し、私がボランティアに入ったときは、40人弱まで避難者は減っていました。
一番驚愕したのは、その自治のまとまりと避難民同士の信頼関係の深さ。自然発生的に自治会長さんが決まり、そして事ある度話し合いの連続、なかなか意見がまとまらないこともあったと聞きました。「ここの体育館内では、金持ちも貧乏もない、みんな平等」というスローガンも話し合いから生まれたそうです。そして前述した「壁も仕切りなし」もみんなの合意の元だったそうです。大きな家族を見ている感じでした。みんなで声を掛け合い、数人の子どもたちもみんなで見守る。震災前は知らなかった者同士が、つながりあい、協働し、先の見えない中で必死にがんばっている。ボランティアに参加させてもらいながら、自分が多くのことを学ばせていただきました。元気ももらいました。
次参加する機会があったら、もっと避難者に寄り添い、語れるようになりたいと思いました。避難所支援は、私たち教職員に課せられたボランティアではないかと思いました。避難所に少しばかりの果物を送らせていただきました。
「参議院選どころじゃないだろう」政府の対応の遅さに怒りも感じます。